• 脱毛エステの歴史

    世界の各地にはその土地に根付いた文化や古くから伝承されてきた技術など、歴史の中で育まれてきたものが数多く存在しています。その中でもっとも多いのは、人の身体を治癒したり疲労を回復させるために行われてきた「民間医療」と呼ばれる伝統技術の数々です。現在では世界各地で伝承されてきた民間医療を「美容」の分野で利用するため、多くのエステサロンがこれらの技術を積極的に取り入れています。また、最近では世界各地の民間医療技術を進化させて確立した美容術だけでなく、最新機器を用いて「脱毛」を行うエステサロンも増えてきており、女性を中心に脱毛への需要が高まりつつあります。

    脱毛の歴史というのは意外にも古く、紀元前3000年頃には地中海地方や古代オリエントで既に脱毛剤が開発されていたという記録も残っています。ただし、その当時は美容目的としてではなく、宗教的な意味合いで脱毛を行っていたと考えられています。また、古代エジプトでも脱毛剤が使用されていたという記述があり、あの有名な女王クレオパトラも脱毛剤を使って脱毛を行っていたと言われています。その頃の脱毛剤は焼いたハスの葉と油を亀の甲羅に入れ、カバを脂肪を加えたものが使用されていたという記述が残っています。

    日本では平安時代に貴族の女性たちが額の形を整えるために、生え際の脱毛を行っていたとされる記述が残っています。その頃の女性たちは額の余分な毛を抜いて、ひたい墨と呼ばれる塗料で足りない部分に毛を書き足していたとされています。つまり、この頃から日本の女性たちは美容の分野、特に「脱毛」には強い関心を示していたのだと思われます。