• タイ古式マッサージの歴史

    現在の日本では空前のエステブームが到来していますが、その中身は以前とは異なり「グローバル化」が進んでいます。一昔前までのエステと言えば、プロのエステティシャンが自らの手や腕を使って行うハンドマッサージがメインでしたが、現在のエステではそのほかにもハワイ式のロミロミやタイ古式マッサージ、バリ式マッサージ、インド式アーユルヴェーダなど、世界各地で伝承されてきたさまざまな技法を取り入れた施術が行われています。特に最近は女性の間で「タイ古式マッサージ」と呼ばれる、タイ王国で古くから発展してきた技術を取り入れたエステが人気を博しており、密かなブームとなっています。

    タイ古式マッサージの歴史は古く、一説には今から2500年以上も前から行われていたとされています。元々はインドから民間医療として行われていたマッサージがタイ王国へと伝わり、それが発展してタイ古式マッサージとして確立したと言われています。

    当時の人々がどのようにしてタイ古式マッサージの原型を確立したのかという記録は1760年代のビルマ軍の侵攻によって、残念ながらそのほとんどが消失しています。しかし、その後タイ国王のラマ3世の手によって僅かに残された医学書を基にタイ古式マッサージは復活を遂げることになります。その後、現代に至るまでにタイ古式マッサージにはあらゆる改良が加えられ、医療行為としてだけではなく「美容術」としても進化を遂げることに成功したのです。